viva70s ☆ 素晴らしき70年代インテリアの世界

レトロ & スペースエイジ な 70s モダンリビング

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70s Kitchen Cabinets

70s cabinets


 先日海外オークションに出品されていたこのキャビネット。
おそらくは以前紹介した 70's kitchen に使われているものと同じモデルと思われます。

 残念ながらデザイナーやメーカー等は不明ですが、愛らしい丸い取っ手とそれと呼応する角のアール処理、鮮やかなグリーンの色使いの組み合わせが最高に70年代しています。

70s cabinets 2


 この手のアノニマスなヴィンテージものとの出会いはまさに一期一会であり、その価値がわかるマニアにとってはこれ以上に無い掘り出し物でしたが、海外オークションの中でも素人が手を出し難い大型家具、しかも配送条件がドイツにおけるローカルピックアップとなれば指をくわえて見ている他はなく、まことに悔しい思いをしました。
(もっとも、管理人は賃貸のマンション住まいなので、もともと見送る他なかったのですが…)


70s cabinets 3


 最終的には EUR 154.00 で落札されたようですが、ヨーロッパのオークションやフリーマーケットにはこうした掘り出し物が非常に多く、向こうのコレクター達の恵まれた環境が改めて羨ましいと思えた一品でした。


70s cabinets 4


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  1. 2012/10/20(土) 10:43:25|
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Broyhill 版 DF2000 (?)シリーズ

Broyhill 1

 上の写真はアメリカの Broyhill 社が70年代に発売していた家具ですが、少しでもヴィンテージ家具に詳しい方なら直ぐに Raymond Loewy デザインの DF2000 シリーズ を連想されるのではないでしょうか?


 下の写真は左側が Broyhill 社製、右側が DF2000 のそれぞれのドロワー部分を拡大したものですが、微妙な違いはあるものの Raymond Loewy デザインのあの特徴的な取っ手部分を完全に模倣しており、DF2000シリーズからのデザイン的な影響は明らかだと思います。

Nighstand   drawer


 こうした Broyhill 社の一連のプロダクトは、高価な DF2000 シリーズの大衆向け廉価版と言うべきか、早い話がコピー商品の類だと思うのですが、40年以上過ぎた今となっては、これらの家具も当時のデザイン的意匠を伝える立派なヴィンテージ家具となっており、比較的手ごろな価格とデザインの良さもあって、海外ではかなりの人気があるようです。


 下は Broyhill 製プロダクトの中でも特に人気の高いテーブル。
Broyhill.jpg

 DF2000 と サーリネンの家具 の良いとこ取りをしたような面白いテーブルですが、デザイン的に非常に上手くまとめてあり、単なるコピー商品としては片付けられない不思議な魅力があることが分かると思います。


 管理人の知る限りでは、これらの Broyhill 版 "DF2000" シリーズには、主にグリーンとイエロー(一部ホワイト)のドロワーがあるようで、本家 DF2000 には無いカラー展開をすることで一応の差別化を図っていたようです(また、これは差別化のためなのかコスト削減のためなのかは分かりませんが、本家の様なドロワー部分のグラデーション展開は無いようです)。

Broyhill Dressers


  本物の DF2000 は魅力的だけど高価で手が出ないという方や、ドロワー部分がグリーンやイエローの方が現状のインテリアに合わせやすいという方は、これらの Broyhill 社のものを選択肢に入れてみるのも一つの案だと思います。





  1. 2012/08/05(日) 01:20:30|
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Environ One ラウンジソファ

Ennio Chiggio - Environ One 2


 1970年、Ennio Chiggio デザイン。

 environ (取り囲む) という名前の通り、座る人をぐるりと囲い込むようにデザインされたこのソファ、分割可能な8つのエレメントで構成されており、ユーザーの好みや部屋の形に合わせて最大24通りものパターンに配置を変えることが可能となっています。


Environ One catalog


 上はこのソファを販売していた Nikol Internazionale のカタログ写真ですが、それによるとソファの外側に取り付ける収納ユニットもオプションで存在していたと思われ、デザインの素晴らしさと共にその機能性・拡張性の高さにも驚かされます。


 さらにコーナーエレメントのひとつにはユーティリティホールが設けられており…
corner hole



 そこに観葉植物などを飾ったり、写真の様にライトを置くことも可能となっています。
environ one 5


 この時代の大型ソファと言えば、アルキズームのサファリや Superstudio のバザール、さらにはパントン御大の Kleeblatt など素晴らしいものはいくつも存在しますが、ずば抜けた機能性と優れたデザイン性とを兼ね備えた点において、このソファの右に出るものはなかなか無いのではないかと思います。


Environ One



※ 今回紹介したのは Environ "One" ですが、Ennio Chiggio がデザインした Environ ソファには、方翼の先が円形になっている Environ "Zero" というものも存在し、こちらの方も素晴らしいラウンジソファとなっています。






  1. 2012/05/22(火) 20:51:21|
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Umbo チェア

Umbo chair2


 謎に満ちた Umbo シェルフ と同様、こちらも謎の70年代チェア、通称 "Umbo Chair"。

 Directional 社のカタログに Umbo と共に掲載されていることから "Umbo Chair" と呼ばれることが多いようですが、Joe Colombo 作品であるとか※1、Luigi Massoni デザインの Guzzini 製であるとか、海外でも情報が入り混じっているようです。


※1 (おそらくは一時期まことしやかに出回った 『Umbo = コロンボ作品』 説の名残であろうと思われます)


Umbo Chairs

 しかし上のカタログ写真でも分かる通り、Umbo を壁に取り付ける珍しいハンギングパーツと共に "stacking chairs" としてこの椅子が紹介されており、Umbo 同様、『デザイナー不明の Directional Industries 製プロダクト』 ということで間違いないのではないかと思われます。


 色々と分からないことが多いこの椅子ですが、非常にシンプルで美しいデザインをしており (特にこの椅子を斜め後ろから見た時のオブジェ的な佇まいは絶品)、それでいて妙に人懐っこいとぼけた暖かみも感じられ、70年代デザインを物語るひとつの好例としてもっと一般的に知られても良い傑作チェアなのではないかと思います。

Umbo chair 1




  1. 2012/05/16(水) 21:09:55|
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RODIER's Shop の什器たち

RODIERs Shop Paris

 RODIER's Shop とは、主にニットウェアの製造小売を行っていたフランスの服飾メーカー "RODIER" が70年代を中心にヨーロッパ各地でチェーン展開していたブティックのことですが、そこで使われていたオリジナルの店舗用什器はどれもデザインが素晴らしく、70's インテリア愛好家の間ではわりと知られた存在なので、このブログでも少し紹介してみたいと思います。


 下の写真は1973年に RODIER's Shop が初めてドーバー海峡を渡り、ロンドンの Sloane Street にイギリス1号店をオープンした時の店内の様子。

RODIERs Shop 2

 残念ながら上の写真はモノクロですが、最初のカラー写真でウィンドウ越しに覗く店内から分る通り、RODIER's Shop のテーマカラーはヴィヴィッドな赤と白であり、白いタイル張りのフロアの上をエントランスから奥へと走る鮮やかなレッドカーペット、各セクションごとに並ぶユニークな形をしたGRP(グラスファイバープラスチック)製の紅白の什器等、どれも RODIER's Shop の内装デザイン責任者である Valeric Doubroucinskis ※1 の独特な世界観で統一されています。


 下の写真は RODIER 什器の中心的存在である Rodier shelf。※2

Rodier Shelf


 このシェルフは商品であるニットウェアを畳んで陳列するためのものであり、各セクションごとに何本か並べられ、必ずドラム型の什器とセットで使われていたようです(写真下)。

RODIERs Shop 3

 アルテミデ社の Giano Vano を彷彿とさせるこのドラム型の什器は、客が買わないと判断した商品を戻す為の場所として設けられているものであり、色とりどりなニットウェアが GRP 製の真っ白な什器の上に重ねられていく様は、それだけでもひとつの美しい演出になっていたと思われます。


 そして下の写真は RODIER 什器の最高傑作である Rodier Coat Rack。

Rodier Coat Rack

 単に洋服を掛けるためだけの什器であるにも関わらず、贅沢に使われたグラスファイバープラスチックの量感はまさに圧倒的で、これぞ70年代のデザイン至上主義の最たるものですが、RODIER の什器の存在を世に知らしめ、その世界的な人気を決定付けたものこそ、この美しいコートラックであると言っても過言ではありません。


 これらの什器が生まれた直後、世界を襲ったオイルショックによって資源の節約が叫ばれるようになり、こうした大型のプラスチック家具は次第に表舞台から消えていくことになりますが、40年以上経った今でもこうした什器が大事に保存され世界中で取引されている事実を考えると、末永く愛される美しいプロダクトを作ることこそが最高のエコロジーであるという気がしてきます。


 以上紹介したものの他にも、ウィンドウディスプレイに使われてるコの字型の什器や、これぞスペースエイジ!といった感じのデスクなど、魅力的な RODIER の什器はいくつかありますので、いずれ機会があればまた記事にしてみたいと思います。

Rodier logo



※1 Valerique Douebrovinskes と表記されていることもありますが、この記事の参考にしたデザイン誌(1973年)での表記にここでは従いました。

※2 このシェルフに限らず RODIER の什器は正式な名称がはっきりしないため、各々好きな呼び方で呼んでいることが多いようです。



  1. 2012/05/10(木) 21:06:33|
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Kantarelli table

Kantarelli table_1

  1967年、Eero Aarnio デザイン。

 以前紹介した Aarnio 本人の自宅の一室の写真 でも抜群の存在感を放っていたこのテーブル、70年代当時のリビングルーム写真を見ても本当によく登場します。

 テーブル中央のディンプルがデザイン上の大きなアクセントとなっていますが、このテーブルのモチーフとなった Kantarelli (アンズタケ)の写真を見れば、ここが凹んでいる理由が良く分かります。

Kantarelli.jpg

 純粋にテーブルとしての使い勝手を考えた場合、中央部にこうした凹みがあると物を置くスペースが限定されるため出来れば平らな方が良いのですが、このディンプルがもたらすデザイン上の効果は非常に大きく、このテーブルの最大の魅力になっていることは否めません。

 以前、コモエスタ八重樫さんが70年代インテリアについて語られた時、Umbo シェルフ のことを例に挙げて、「角が丸くてきっちりモノが収まらないところが良い」 とおっしゃっていましたが (つまり必然的に余裕を持って収納せざるをえず、そうして生まれた余分なスペースの積み重ねが快適な空間を生み出すのだと)、このテーブル中央部に穿たれた大きなディンプルにも Umbo の角の丸さに通ずるものがあるのかもしれません。※

※ (もっとも70年代には色の綺麗な果物などをインテリアのアクセントとして使うことが非常に多く、そうした際にはこのディンプルを 『フルーツ入れ』 として利用するという実用的な使い道もあったようです。)

dint.jpg


 ボールチェアなどの他のアールニオ作品が今でも現行品として入手可能であるのに対して、何故かこのテーブルだけは復刻の兆しがなく、オークションなどでの価格の高騰を生み出すひとつの原因となっています (またこのテーブルにはひと回り大きなダイニングテーブルも存在し、これまた市場に出回ることは滅多に無い為、コレクターの垂涎の的となっています)。

 部屋にあるだけで雰囲気がぐっと70年代に近づくこのテーブル、是非とも復刻してもらいたいものです。

room161.jpg




  1. 2012/04/20(金) 19:24:08|
  2. 70s な家具
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"Pin" box シェルフ

Pin box_2

 1970年、Gerd Lange デザイン。

 以前に取り上げた "Body" table lamp と同じく、Gerd Lange & Fehlbaum のコンビネーションによるもう一つの名作。
 70年代インテリアマニアには良く知られたプロダクトで、たまに海外オークションなどに出品されると数百ユーロ以上の値が付く人気のアイテムです。

 Gerd Lange は Pin box の他にも Fehlbaum からいくつかの壁掛けシェルフを出しており、そのどれもが世界的なコレクターズアイテムとなっています。

Gerd Langes Two racks

 またその世界的な人気に目を付けたのか、アメリカの Switched On Designs という小さな会社が "The Future Was Now." という粋なキャッチフレーズと共に、Pin box と非常に良く似た壁掛けシェルフをつい最近まで発売していました。

 こちらはその Switched On Designs バージョン。
Gerd Lange pin 2

 Switched On Designs 製のモノも非常に人気があり、オリジナルの Pin box よりはるかに玉数が多いこともあって、スペースエイジ系プロダクトを扱っているショップでは良く見かける存在です。

 ただ非常に残念なことに、成形に使う金型が破損してしまったらしく、現在では Switched On Designs 製も廃盤となってしまいました。

 レアアイテムの入手し易いレプリカ版は貴重なだけに、金型の破損がつくづく惜しまれます。




※ 2012 7/15 追記

 このシェルフの呼び名について、新しく入手した情報に基づいて追記したいと思います。

 このシェルフは海外でも "Pin" という呼び名で一般的に呼ばれているようですが、これは Fehlbaum から発売された時のオリジナルの名称ではなく、Plastic International GmbH というドイツの会社が70年代当時 "pin" というブランド名で各種のプラスチック家具を販売しており、そのラインナップにこのシェルフが含まれていたことから一般的に広まったものではないかと推測されます。

Pin shelf

 上の写真は当時の pin のカタログ写真ですが、このシェルフとともに有名プロダクトが数多く写っており、このことから所謂ノックオフ(模造品)を扱っていたメーカーだったのではないかという推測が海外サイトでは挙げられていました。
 ただし管理人が最近手に入れた写真によると、この "pin" バージョンのシェルフの裏側には、はっきりとデザイナー名を明記したレーベルが貼られており(写真下)、

pin label

 また上記カタログの会社紹介ページには、高価なプロダクトを求め易い価格で提供する為に各有名デザイナーとコネクションを持ち、国内外からトップクラスのコレクションを集めた旨が書かれてあるため、pin シリーズはノックオフであるとは必ずしも言い切ることは出来ないのではないかと思います。

 ただこの Plastic International GmbH という会社は数十年前のマイナーメーカーであるため殆んど情報が無いに等しく、またオリジナルである Fehlbaum 製自体にも不明な点が多いため、海外でも情報が錯綜し、諸説が入り乱れているようです。

 また新たな情報が入り次第、追記したいと思います。




  1. 2012/04/06(金) 21:25:37|
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