viva70s ☆ 素晴らしき70年代インテリアの世界

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シチズンの掛け時計 その4

シチズン ファーストメカ 1



 おなじみシチズン・ファーストメカ。

 以前紹介した シルバームーン と同じカレンダー付きモデル。

 電池の交換記録から判断するに、おそらく70年代中期のものと思われます。


シチズン ファーストメカ 2



 ファーストメカシリーズには数多くのバリエーションが存在していますが、管理人が知る限りでは、最もポップな文字盤デザインが採用されているモデル。



シチズン ファーストメカ 3


 管理人私物。





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  1. 2012/06/25(月) 21:26:26|
  2. 70s な掛け時計
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Matti Suuronen のプレハブ式ハウス VENTURO編

Kivik Art Centre  Sweden

 前回 に続いて Polykem 社のプレハブ式ハウスを取り上げたいと思いますが、今回は FUTURO と人気を二分する存在である "VENTURO" こと CF45 。

 モデル名の CF45 の "CF" とは、Polykem 社が FUTURO の売り上げ落ち込みを受け、満を持して発表した Casa Finlandia シリーズの頭文字であり、数字の45はベーシックユニット組み立て時の床面積(約45㎡)を表しています。

Venturo 5

 ユニット構成は FUTURO の16分割と比べるとかなりシンプルになっており、2分割されたベーシックユニット (下図 a 、 b ) の中に残りのセクション (下図 c ) が梱包された状態で工場から出荷され、そのままトレーラーなどで現地に運び込んで組立てるようになっていた様です。

Venturo 2


 下の写真は Polykem 社の当時のパンフレットからのものですが、内装例がいかにも70年代といった感じでカッコ良いです。

Venturo 4

Venturo 6

 またオプションにはサウナまで用意されており、いかにもサウナ発祥の地であるフィンランド製といった感じですが、こういうところを見ても近未来志向の FUTURO に比べて、よりコンベンショナルで幅広い層をターゲットにしたものであったことが伺えます。

Venturo Sauna

 4色の外壁パネルの組み合わせで生まれる豊富な外観のバリエーション、さらにベーシックユニットを追加することにより床面積を拡大できるなど、様々な用途に対応する高い拡張性があったにもかかわらず、残念ながら VENTURO の売り上げは FUTURO ほどは伸びなかったようです。

 また Polykem 社のプレハブハウス自体、その斬新なコンセプトとデザインで世界中の注目を集めながら、73年のオイルショックによるプラスチック素材の高騰やマーケティングの失敗、また大口顧客だったソ連が79年にアフガンに侵攻し、それに伴う西側諸国のオリンピックボイコットにより大量の注文キャンセルを受けるなど、当時の経済状況や世界情勢などに翻弄され、時代のあだ花となってしまった感は否めません。

 ただし、パリのクリスティーズに FUTURO が出品された際には €140,000 で落札されるなど、そのデザイン性の素晴らしさと高い文化的価値は、後年のマニアたちの間で確実に再評価されつつあります。


 またこれは余談になりますが、同じ60~70年代のインテリア愛好家の間でも FUTURO派 と VENTURO派 とではインテリアに対する好みが微妙に分かれるようで、マッティ・スーロネンが設計したこの2つのプレハブ住宅は、その人のインテリア志向を推し量る良いバロメーターになっている気がします。


 ハードコアなスペースエイジ・マニアに愛される UFO 型近未来ハウス FUTURO と、退屈になりがちな従来型の四角い住宅に70年代の意匠を大胆にミックスさせた VENTURO …

Futuro or Venturo


 人類の未来が輝かしかった頃の時代に想いを馳せ、自分だったらどちらに住んでみたかったかを考えてみるのも、また一興なのではないでしょうか?






  1. 2012/06/17(日) 15:47:20|
  2. 70s な暮らし
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Matti Suuronen のプレハブ式ハウス FUTURO編

 60年代の終わりから70年代にかけて、フィンランドの Polykem という会社から Matti Suuronen デザインのプレハブ式ハウスがいくつか販売されていましたが、その中から最も有名な2つのモデルを今回と次回に分けて取り上げてみたい思います。


 下は Polykem のプレハブ式ハウスの記念すべきファーストモデルであり、 UFO ハウスとしてあまりにも名高い FUTURO 。

Futuro_Bayer.jpg


 窓の数や内部の居住空間など、細部のデザインは輸出先の文化事情やユーザーの要望などに合わせていくつかバリエーションがあったようですが、基本的には人力で持ち運ぶことも可能な16のユニットで構成されており、軽量な本体は本格的な基礎工事などを必要としないため、自然環境の中など比較的自由な場所に設置可能だったようです。


 下の写真はヘリコプターで空輸中の FUTUTO 。
airborne Futuro

 プレハブ式という性質上、わざわざ完成品をヘリで空輸せずとも現地でユニット組み立てれば済む話だと思うのですが、上の写真でも分る通り、空輸される FUTURO の姿は正に捕獲された UFO さながらであり、おそらくはその多大な宣伝効果を狙ってこういう輸送手段をとったものと思われます。


 また、そのインパクトある外観もさることながら、内部の居住空間のデザインも素晴らしく、SF映画に出てくる宇宙船の内装を思わせるスペースエイジ・インテリアとなっています。

Futuro 5

 窓際に並んだ赤いチェアは座面を引き出しすことで簡易ベッドとしても使えるようになっており、また天井からの排煙筒をセットすることで多目的に使うことが出来る白いセンターテーブルなど、見た目のインパクトだけではなく、その機能面も充分に考えて設計されていたことが分かります。

futuro living


 Matti Suuronen が FUTURO をデザインしたのは1968年ですが、その翌年の1969年はまさにアームストロング船長が人類で始めて月面に降り立った年であり、FUTURO の斬新な外観と内装デザインには、当時の人々が思い描いていた 『来たる宇宙時代に向けての新たなライフスタイルへの期待』 というものを随所に感じることが出来ます。


Futuro  4


 残念ながら今では本国フィンランドでも現存する FUTURO は四つのみとなってしまい、世界各地に点在する残りの FUTURO もそのほとんどが住み手も無いまま風雪に晒され、風化の一途をたどってしまっているのが現状ですが、futuro (スペイン語で未来)という名が表す通り、それはかつて人類が抱いていた未来への夢が具現化された future house であり、そのユニークな存在感で世界中のマニアを未だに魅了し続けていることもまた事実です。


FUTURO  5




  1. 2012/06/10(日) 19:31:24|
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TELEMAX P8

telemax P8

 70年代後期にイタリア I.G.C.社から発売されていた子供用 8mm ビューワー。

  I.G.C.社からは他にもいくつかのビューワーが発売されていますが、どれも子供用とは言え、当時のイタリアンモダンを充分に感じさせる魅力的なデザインをしており、とりわけこのモデルは絵に描いたようなスペースエイジプロダクトとなっています。


 カートリッジ式のフィルムを交換することで、2分から4分弱のアニメムービーを楽しめるようになっています。
telemax P8 2

 また写真には電源コードの様なものが写っていますが、これは有線式のリモコン用コードであり※、本体はバッテリーで駆動するようになっています。


※ (幼児でも遊べるように、息を吹きかけてコントロールする非常にユニークなリモコンが採用されています)

telemax_p8 ad


 ご覧の通り、子供用のオモチャにしておくのはもったいない秀逸なフォルムをしていますが、こうした近未来デザインの玩具が当時の子供たちの感性にどのような影響を与えたのかは、非常に興味を引かれるところです。



  1. 2012/06/03(日) 18:16:43|
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