viva70s ☆ 素晴らしき70年代インテリアの世界

レトロ & スペースエイジ な 70s モダンリビング

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OPAL LUNA-Möbel

 前回に引き続き再びOPAL社製の家具を取り上げたいと思いますが、今回は同じOPAL社製でも LUNA-Möbel と呼ばれるシリーズを紹介したいと思います。

 下はこのシリーズのベーシックモデルとも言うべき LUNA-Möbel 2492
LUNA-Mobel  2492

 Möbel とはドイツ語で『家具』、LUNA という言葉はドイツ語にはありませんがヨーロッパ系の言語では一般的に『月』を意味する言葉なので、LUNA-Möbel を直訳すれば『月の家具』と言ったところでしょうか?
 LUNA-Möbel(月の家具)とはいかにもスペースエイジな名前ですが、このシリーズは基本的に円筒形のトローリーのバリエーションが中心なので、その丸い形状もシリーズ名の意味に込められているのかも知れません。

 2492 を90度ずらして上下に2つくっ付けたかのような LUNA-Möbel 6586
LUNA-Mobel  6586

 さらに 2492 の開口部を一つにしたローテーブルタイプの LUNA-Möbel 6596
LUNA-Mobel 6596

 2492、6586 までは Ablage 6627 と同じく素材にプライウッドが使われていますが、6596 からはグラスファイバー(もしくは他のプラスチック素材)が使われているようで、モデルナンバーから考えても後期に作られたモデルだと推測されます。※


 スペーシーなインテリアが世界的に流行した70年代、一般家庭向けの日用品で良質なデザインを量産したOPAL社ですが、そのプロダクトの種類は多岐に渡るため、全く詳細不明のものやオークションでもめったに出品されないレアモデルなど、紹介したモデル以上にまだまだ魅力あるプロダクトが存在します。

 また機会を見てこのブログでも取り上げていきたいと思います。



※ 追記 2012 4/2
 LUNA-Möbel 2492 に使われている素材についてですが、管理人が今まで目にしたモノがプライウッド製ばかりだったため上記の様に書いてしまいましたが、明らかにプラスチック製だと思えるものも製造時期によっては存在するようで、他のモデルで使われている素材についても同様の可能性があります。
 ここにお詫びして訂正しておきます。



  1. 2012/03/20(火) 09:56:23|
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OPAL社 サイドテーブル

Ablage 6627

 70年代 西ドイツ製。

 OPAL社と言えば70年代に良質なスペースエイジ系プロダクトを量産し、ヴィンテージものを扱うインテリアショップでも定番的存在となっていますが、そのわりにプロダクト名などの正確な情報が少なく、詳細がいまひとつ日本には伝わってこない不思議なメーカーです。

 管理人が調べた限りでは、主に Ablage と LUNA-Möbel と呼ばれる2つのシリーズがあるようで、写真のサイドテーブルは前者 Ablage シリーズの 6627 。

 " Ablage " とはドイツ語で 『収納場所』 を意味する言葉であり、これまた随分と素っ気無い名前を付けたものだなと思いますが、製造時期によっては Ablage という言葉の代わりに Lampentisch (ランプテーブル) とラベルに記載されているものもあり、Ablage というのも正式なシリーズ名というよりは、仮の分類名程度のものなのかも知れません。

$Ablage 6627_2

 一見スペースエイジ系の家具にありがちなプラスチック製に見えますが、ペデスタル(台座)部分は金属製、天板はスモークガラス、その間の" Ablage (収納スペース)" は曲げ加工したプライウッドにラッカー塗装というなかなか手の込んだ作りになっています。


  1. 2012/03/18(日) 15:55:03|
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Kartell "4905" Nesting Tables

kartell 2

 1968年 Giotto Stoppino デザイン。

 ヨーロッパなどでは比較的古くから作られているネスト構造(入れ子式)の家具。
 日本よりは遥かに広い居住空間を持つ海外でこのような家具が発達したことは非常に興味深いことですが、おそらくは 『コンパクトに収納出来る』 という機能的側面よりも、同じデザインがサイズを変えてリフレイン(反復)されることの視覚的な面白さが西洋のインテリア愛好家達の審美的センスにマッチした、という部分が大きいのではないかと思われます。
 中でも Giotto Stoppino のデザインしたこのサイドテーブルは、脚を重ねた状態ではネスト出来ないサイズ設計になっているため、必然的に三つのテーブルが角度を買えて配置されることとなり、その視覚的効果の面白さが一層引き立つようになっています。

aaa1.jpg

 コモエスタ邸でも長年愛用されていることからも分る通り、世界中の目の肥えたインテリア愛好家から支持を受ける名プロダクトですが、残念ながら素材に使われているABS樹脂の特性上、日焼けや経年変化による変色は避けられず、オリジナルの状態でコンディションの良いものは年々手に入りづらくなっているのが現状です(とりわけホワイトにこの傾向が強く、管理人宅にあるものも一部がレモン色に変色してしまいリペイントを余儀なくされてしまいました)。

 Umbo シェルフ などと並んで、復刻が最も強く望まれるマスターピースのひとつです。


  1. 2012/03/16(金) 20:40:50|
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70's ITO Desk

ito70s.jpg

 残念ながら70年代の ITO 製ということ以外は詳細不明のこのデスク、写真を見て頂くと分る通り、各ディテールに作り手の強い美意識を感じることが出来る素晴らしい仕上がりとなっています。
 こうした反対側からの見た目もケアされたデザインの机は、会社の重役室などのように部屋の中央に向けて配置することを想定されていたと思われ、そのメーカーのプロダクトの中でもハイエンドモデルに位置するモノだったのでは?と推測されます。
 ただ、書籍などで紹介されるような有名プロダクトではないせいか、管理人が数年前にオークションで見かけた時は、このサイズ、このデザインでありながら、かなりの安値で落札されていた記憶があります。

 マニア垂涎の有名アイテムの陰には、こうした 『知られざる名品』 が常に存在するものですが、実用品レベルでのデザイン的冒険が盛んに行われた70年代前後にはその数はとりわけ多く、70sインテリア愛好家を惹きつける魅力の一つとなっています。


  1. 2012/03/11(日) 06:32:51|
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Saarinen's Pedestal Furniture

dg.jpg

 机や椅子の脚が四本であることが当たり前だった50年代、ゴチャゴチャしたテーブル下の "slum of legs" (脚のスラム街) を、もっとデザイン的にすっきりさせたいという思いから構造計算を繰り返し、世界初の一本脚の椅子をこの世に産み出した Eero Saarinen 。
 『裾広がりのペデスタル(台座)+ 曲線的な本体』 というスペースエイジ・デザインの原型は、この時に生まれたと言っても過言ではありません。
 当然のことながらスペースエイジ系のプロダクトとも非常に相性が良く、60~70年代当時のインテリア写真を見ても非常に高い頻度で登場します。


 イームズらと並んでミッドセンチュリーの代表とされるサーリネンの家具ですが、その先進的なデザインの本領が100%発揮されるのは、スペースエイジ・デザインが一般家庭に広く普及し始めた60年代後期に入ってからだと管理人は思っています。

Saarinen 2



  1. 2012/03/07(水) 20:50:58|
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ブーメラン・デスク

Boomerang.jpg
5416416s copy

 1969年、フランスの彫刻家モーリス・カルカによって産み出された傑作。
 オリジナルのファイバーグラス製は僅か35台しか製作されず、そのうちの一つはフランスのジョルジュ・ポンピドゥー大統領が愛用していたことでも有名です。


さすが彫刻家の作品らしく、どの角度から眺めても美しい。
584694.bmp copy

 実用的なデスクでありながらも、そのインパクトある存在感は立派なアート作品ですが、2008年のNYクリスティーズのオークションでは $480,000 で落札されたりと、値段の方も一流アート作品級。
 またアート作品に贋作は付き物ですが、このブーメランデスクも例に漏れず、海外ではかなりの数のニセモノが出回っているようで、そのことが逆にこの作品の人気の高さを物語っています。

プロトタイプのスウィベルチェアバージョンは究極にレア。
4164.bmp copy


  1. 2012/02/19(日) 08:47:29|
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Uniplane desk

2.jpg

日本のインテリア界ではかなりマイナー、というよりほぼ無名に近い William Sklaroff 。
管理人も詳細を知りたくて、折に触れてネットで検索したりしていますが、あいかわらず詳細は不明のまま。

しかし例えマイナーであっても、彼が70年代初期に Vecta から発表した家具は本当に素晴らしい。
ジオメトリックで無駄のないデザインは現代でも充分に通用する美しさではないでしょうか?

個人的には70年代デザイン史に残るマスターピースのひとつだと思います。


1a.jpg

3a.jpg


追記: 管理人の拙い英語で調べた限りでの情報を付け加えておくと、彼は米国デザイン界ではそれなりの地位にある方で、Herman Miller や Howard Miller Clocks といった数多くの有名どころとも仕事しているようです。現在は主にワークプレイス向けの製品に関心がシフトしているようで、それが日本での一般的な知名度の低さにつながっているのかも知れません。


  1. 2012/01/29(日) 13:58:33|
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