viva70s ☆ 素晴らしき70年代インテリアの世界

レトロ & スペースエイジ な 70s モダンリビング

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目線を下げた部屋

1973-4.jpg

 『部屋を広く見せるために家具の高さを低く抑える』 という手法は、狭い部屋に住む者にとっては鉄則に近いものがありますが、写真の様なただでさえ広い空間で同じ手法を使われると、その効果は絶大です。

 家具のほとんどを西ドイツ製で統一した落ち着きのある空間に、座った人の目線の高さにまで下げられたパントンの Fun Shell Lamp が効果大。

 ソファの横に置かれた超ローテーブルも滅茶苦茶カッコいいです。


  1. 2012/05/13(日) 20:03:31|
  2. 70s な部屋
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RODIER's Shop の什器たち

RODIERs Shop Paris

 RODIER's Shop とは、主にニットウェアの製造小売を行っていたフランスの服飾メーカー "RODIER" が70年代を中心にヨーロッパ各地でチェーン展開していたブティックのことですが、そこで使われていたオリジナルの店舗用什器はどれもデザインが素晴らしく、70's インテリア愛好家の間ではわりと知られた存在なので、このブログでも少し紹介してみたいと思います。


 下の写真は1973年に RODIER's Shop が初めてドーバー海峡を渡り、ロンドンの Sloane Street にイギリス1号店をオープンした時の店内の様子。

RODIERs Shop 2

 残念ながら上の写真はモノクロですが、最初のカラー写真でウィンドウ越しに覗く店内から分る通り、RODIER's Shop のテーマカラーはヴィヴィッドな赤と白であり、白いタイル張りのフロアの上をエントランスから奥へと走る鮮やかなレッドカーペット、各セクションごとに並ぶユニークな形をしたGRP(グラスファイバープラスチック)製の紅白の什器等、どれも RODIER's Shop の内装デザイン責任者である Valeric Doubroucinskis ※1 の独特な世界観で統一されています。


 下の写真は RODIER 什器の中心的存在である Rodier shelf。※2

Rodier Shelf


 このシェルフは商品であるニットウェアを畳んで陳列するためのものであり、各セクションごとに何本か並べられ、必ずドラム型の什器とセットで使われていたようです(写真下)。

RODIERs Shop 3

 アルテミデ社の Giano Vano を彷彿とさせるこのドラム型の什器は、客が買わないと判断した商品を戻す為の場所として設けられているものであり、色とりどりなニットウェアが GRP 製の真っ白な什器の上に重ねられていく様は、それだけでもひとつの美しい演出になっていたと思われます。


 そして下の写真は RODIER 什器の最高傑作である Rodier Coat Rack。

Rodier Coat Rack

 単に洋服を掛けるためだけの什器であるにも関わらず、贅沢に使われたグラスファイバープラスチックの量感はまさに圧倒的で、これぞ70年代のデザイン至上主義の最たるものですが、RODIER の什器の存在を世に知らしめ、その世界的な人気を決定付けたものこそ、この美しいコートラックであると言っても過言ではありません。


 これらの什器が生まれた直後、世界を襲ったオイルショックによって資源の節約が叫ばれるようになり、こうした大型のプラスチック家具は次第に表舞台から消えていくことになりますが、40年以上経った今でもこうした什器が大事に保存され世界中で取引されている事実を考えると、末永く愛される美しいプロダクトを作ることこそが最高のエコロジーであるという気がしてきます。


 以上紹介したものの他にも、ウィンドウディスプレイに使われてるコの字型の什器や、これぞスペースエイジ!といった感じのデスクなど、魅力的な RODIER の什器はいくつかありますので、いずれ機会があればまた記事にしてみたいと思います。

Rodier logo



※1 Valerique Douebrovinskes と表記されていることもありますが、この記事の参考にしたデザイン誌(1973年)での表記にここでは従いました。

※2 このシェルフに限らず RODIER の什器は正式な名称がはっきりしないため、各々好きな呼び方で呼んでいることが多いようです。



  1. 2012/05/10(木) 21:06:33|
  2. 70s な家具
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EMSA社 "Party Time" スナックトレー

emsa party time 1


以前このブログでも取り上げた スナックタワー と同じく、西ドイツはEMSA社製のパーティー用スナックトレー、その名も ”Party Time” 。


コーラルレッドを交えたオレンジ系の美しいグラデーションが、いかにも70年代しています。

emsa party time 2


また、ロッドを通すためにトレー外周部に厚みの違いを設けていることが真上から見るとよく分かりますが、そのことが非常に良いデザイン上のアクセントになっています。

emsa party time 3


残念ながらスナックタワーと同じくこのモデルも廃盤となり、現在のEMSA社のラインナップにはありませんが、この時代の大衆向け西ドイツ製品の優れたデザイン性を物語る一品となっています。



  1. 2012/05/04(金) 22:04:02|
  2. 70s なTable Ware
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Tiara Casa Terrarium

Tiara Casa Terrarium 01

 アメリカ Bernard Industries 社製。

 スペースエイジなテラリウムとしてヴィンテージものを扱うショップでは古くからお馴染みのアイテムですが、本来のテラリウムとしての使用はもちろんのこと、カラーボールなどを入れてインテリアのアクセントにしたり、インパクトのあるディスプレイ用ケースとして用いたりと、ユーザーのアイディア次第で様々な用途に使用することが可能です。

 (また少し反則的な使い方ですが、あえて透明ドームを外してペデスタル部のみをプランターとして用いても、それはそれで趣があります。)

Tiara Casa Terrarium 2

 正確な製造年月日は不明ですが、news.google.com でヒットする昔の新聞広告などから判断すると、少なくとも70年代中期あたりまではアメリカで盛んに販売されていたようです(当時の実売価格およそ15ドル前後)。

 プラスチックの特性を最大限に活かしたスペーシーな外観は当時の人々にも新鮮だったらしく、前述の新聞広告を見ても 「話のネタとしても非常に魅力的です。」 などと書いてありますが、このデザインは単に奇を衒ったものではなく、『シーズンを通して栽培を楽しめるポータブルな室内温室』 というのが製品コンセプトとしてあるようです。

 (実用性を考えて、透明ドームの上蓋にはベンチレーションが取り付けられています。)
Tiara Casa Terrarium 3


 また ”Tiara Casa” というのはこのテラリウムの固有名詞ではなく、Bernard Industries 社の一つの商品ブランド名であるらしく、70年代当時はこの ”Tiara Casa” ブランドでいくつかのプロダクトを販売していたようです。

 下の写真はこのテラリウムのペデスタル部をそのまま流用していると思われる”Tiara Casa” カクテル・テーブル。
Tiara Casa Cocktail Table


 古くから人気のこのテラリウムですが、透明プラスチックの性質上、どうしても傷による曇りが生じ易く、ヴィンテージ品でコンディションの良いものはなかなか入手し難い状況が続いていますが、2009年に DoPlastic というアメリカの会社が復刻版を製作し、2012年5月現在も入手可能となっています (ただしオリジナルの様な無地の透明ドームではなく、地球儀を模した図柄入り)。

 DoPlastic の販売サイトでは一応限定生産の可能性に言及しているので、ドーム部の図柄が気にならない人は早めに買っておいた方が良いかも知れません。





  1. 2012/05/02(水) 21:54:20|
  2. 70s なモノ
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bomboa 壁掛けミラー 300A

Bomboa ミラー 1

 スペースエイジな壁掛けミラーと言えば、Kartell のユニット式のものや Vitrac デザイン のものなどが有名ですが、管理人個人はこの国産のレトロ鏡、ボンボアミラー(300A)に非常に愛着があります。

 「モダンな感覚から生まれたこの製品は、より一層あなたのお部屋を個性的に彩ることでしょう。」 という製品説明書の言葉通り、オーバルなプラスチックフレームの造形が非常に美しく、昭和チックなレトロ感とスペースエイジの良いとこ取りを狙っている管理人のような欲張りタイプには、正にツボを突かれる ”モダン” なデザインとなっています。


 裏面にはネジを引っ掛ける穴が二箇所開いており、縦横どちらにも飾れるようになっています(管理人も両方試しましたが、やはり縦長に飾った方がデザインが引き立つようです)。

Bomboa ミラー 2

Bomboa ミラー 3


 このボンボアミラーには非常にレアな四角いバージョンもあるらしく、また製品説明書にも「これからもボンボア製品を末永くご愛用ください。」とあることから、”ボンボア” というブランド(メーカー?)名のもと、他にもいくつかの製品を出していたようです。


 一部のレトロマニアには古くから知られた存在であるボンボアミラーも、海外デザイナーもののプロダクトに比べると人気・知名度はまだまだのようで、たまにオークションなどに出品されても開始価格1000円などのまま放置されてることがよくあります。

 "モダン” なフレームデザインが雰囲気抜群のこの鏡、もっと評価されるべきプロダクトだと思います。

Bomboa ミラー 4


管理人私物。




  1. 2012/04/28(土) 22:38:10|
  2. 70s なモノ
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guzzini PAGODA

Guzzini Pagoda_1

 1912年に創業し、1938年に世界初の家庭用樹脂製品を発売して以来、プラスチック製食器の分野で常に先進的なプロダクトを産み出してきたグッチーニ社。

 正直に言って、今のグッチーニのラインナップは管理人の好みではありませんが、製品に絵柄を導入し始めた1969年から70年代にかけてのものには素晴らしいものが多く、とりわけこの PAGODA シリーズのデザインは秀逸です。

 この PAGODA シリーズにはいくつかのバリエーションがあるようで、管理人が確認しただけでも透明なアクリル製で無地のもの、アクリル製で赤と黒のライン入り、無地のカラー、白地に赤と黒のライン入り等がありますが、やはり何と言っても白地にライン入りのものがデザイン的に素晴らしく、どれも70年代の匂いがプンプンします。

Guzzini Pagoda_2

 歴史あるグッチーニのモノ作りには様々なデザイナーが参加していますが、残念ながらこの PAGODA シリーズのデザイナーに関しては分からないことが多く、海外サイトでも意見が分かれている様です (製品の箱には s.t.g. studio のデザインと書いてあるのですが、検索してもそれらしきデザインスタジオはヒットせず、逆に Paolo Tilche が1971年にデザインしたものであると明言しているサイトもあります)。

 ともあれ、誰の手によるものであろうとデザインそのものが持っている魅力に変わりはなく、愛嬌のあるAラインのシルエットとモダンな赤黒ラインの組み合わせが何とも言えない一品です。

Guzzini Pagoda_4


最初と最後の写真、管理人私物。




  1. 2012/04/24(火) 21:35:01|
  2. 70s なTable Ware
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Kantarelli table

Kantarelli table_1

  1967年、Eero Aarnio デザイン。

 以前紹介した Aarnio 本人の自宅の一室の写真 でも抜群の存在感を放っていたこのテーブル、70年代当時のリビングルーム写真を見ても本当によく登場します。

 テーブル中央のディンプルがデザイン上の大きなアクセントとなっていますが、このテーブルのモチーフとなった Kantarelli (アンズタケ)の写真を見れば、ここが凹んでいる理由が良く分かります。

Kantarelli.jpg

 純粋にテーブルとしての使い勝手を考えた場合、中央部にこうした凹みがあると物を置くスペースが限定されるため出来れば平らな方が良いのですが、このディンプルがもたらすデザイン上の効果は非常に大きく、このテーブルの最大の魅力になっていることは否めません。

 以前、コモエスタ八重樫さんが70年代インテリアについて語られた時、Umbo シェルフ のことを例に挙げて、「角が丸くてきっちりモノが収まらないところが良い」 とおっしゃっていましたが (つまり必然的に余裕を持って収納せざるをえず、そうして生まれた余分なスペースの積み重ねが快適な空間を生み出すのだと)、このテーブル中央部に穿たれた大きなディンプルにも Umbo の角の丸さに通ずるものがあるのかもしれません。※

※ (もっとも70年代には色の綺麗な果物などをインテリアのアクセントとして使うことが非常に多く、そうした際にはこのディンプルを 『フルーツ入れ』 として利用するという実用的な使い道もあったようです。)

dint.jpg


 ボールチェアなどの他のアールニオ作品が今でも現行品として入手可能であるのに対して、何故かこのテーブルだけは復刻の兆しがなく、オークションなどでの価格の高騰を生み出すひとつの原因となっています (またこのテーブルにはひと回り大きなダイニングテーブルも存在し、これまた市場に出回ることは滅多に無い為、コレクターの垂涎の的となっています)。

 部屋にあるだけで雰囲気がぐっと70年代に近づくこのテーブル、是非とも復刻してもらいたいものです。

room161.jpg




  1. 2012/04/20(金) 19:24:08|
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